◆◆◆◆パート◆◆◆◆ オッサンのパートが扱いづらい訳。
パートの仕事に関しての考え方は大きく二つに分かれる様に思っています。
仕切りたい人は基本的に仕事が出来るようになります。
そして仕事を仕切り、指示を出しながら自分の考えを周囲に押しつけたり、自分オリジナルのやり方で周囲を振り回したりします。
一方、時給分だけ働いて、あわ良くば楽をしたい人は基本的に指示待ちでしょう。命令される事になれていると言うか気にならないんだと思いますし、上記の自分を出してくる人間とのバランスもとっているのでしょう。(船頭が二人いるとトラブルになる)
完全に分かれる訳ではありませんし、考え方の度合い(比率)は人によって様々でしょう。
オッサンでパートに来ている人はダブルワークか、仕事がなくてフルタイムパートになっている人です。
彼らは社会経験、人生経験も豊富なのですが、ダブルワークのオッサンは本業で力を発揮しているので、わざわざ副業で頑張る(自己実現する)必要がありません。
仕事上での自己実現とは仕事に注力して、周囲に評価されたり、もしくは自分で達成感を感じたりして、仕事の上で満足感を得る事です。
学生や主婦などは自己実現の場を持っていないのでパートでも時給以上に頑張って自己実現しようとします。
何故なら自己実現への欲求は人間そのものだからです。
学生はそもそも人生経験が足りませんからパートで自己実現(挑戦)しようとします。
主婦は日々の生活で達成感のある業務がないのでパートで自己実現(自己満足)をします。
家事や子育てで達成感を得られないのは、家事は下僕の仕事ようなものだからで、評価される対象ではないからです。(やって当たり前、出来て当たり前)
しかし、オッサンは今までの人生で自己実現(に対する注力)は経験済みで、自分の力量も限界も分かっているので、頑張らなくても時給さえ貰えれば(クビにならなければ)、それで良いのです。
そもそも目的が違う訳であり、とは言え経験や知識が多いので、オッサンのパートがやる気が無いのに口だけ達者のように見えても仕方が無いのです。