◆◆◆FX◆◆◆ ダブルポンディング
円買いでリスクヘッジをする場合に、スワップの支払いが少ないに越したことはありません。
しかし、殆どの低金利通貨はヨーロッパ通貨です。これらは連動性が多少なりともあるでしょうから、アジアか北米に分散したいのが本音です。
カナダは少し金利が安いので候補に入っていますが、如何せん一万通貨でしか取引できないので、まだまだ敷居が高いです。
そうなると、ヨーロッパ通貨であるもののポンドが候補になって来ますが、ポンドはあまり売りたくない通貨です。
何故なら、ポンドはイギリスのEU離脱問題で、今でこそ低値圏にありますが、それが解決すれば上昇するのではないかと考えているからです。
そこで考えたのが、ポンドの両建て、すなわち『ダブルポンディング』です。
ポンド円が上がれば売り、ポンド円が下がれば買う。ただ、それだけです。
ポンド円だけで見れば、両建てによるマイナススワップの払い損ですが、売りと買いを完全に分けて考えて、別々の通貨と考えれば、単純に選択肢が広がります。
しかも、ポンドは千通貨から取引できますから、きめ細やかなポジション構築が可能なのです。
イギリスもいつかは利上げの時が来ますから、今仕込んでおけば、将来、ウハウハの状態が期待できるのです。
そこまで、利益確定を我慢できるかは分かりませんけど(笑)