心理的なもの
FXをやる上での注意点として「ポジポジ病」がよくあげられると思います。
「スワング取引」の場合は、スワップ獲得が目的の一つなので、常にポジションを持っていた方が良いのですが、証拠金が少ない場合は、いきなり大きなポジションを持つわけにはいきません。
含み損が出た場合に買い下がるのですが、少しでもスワップの日額を多くしたいが為に、少しの含み損で買い足したり、買い足す数量が大きくなりがちです。私はこれを「スワスワ病」と呼んでいます。
私の場合、とりあえず満足できるスワップは日額100円です。これはNZD/JPYで言うと1万通貨以上のスワップですので、10万円以上の証拠金が欲しい所です。
私は法人口座(100倍)で取引していますが、個人口座(25倍)では必要な証拠金は更に大きくなります。
また、 スワップの多い通貨ペアは、リスクオフの時に逆方向に大きく動きますので、含み損の増大や口座の破綻が起きやすくなります。
そこで考えたのが、スワップは安くても長期的に上昇する見込みのあるペアをベースにして、補助的にスワップの高いペアを買う事です。
極端に言えば、スワップは「0(ゼロ)」で構いません。何故なら、スワップよりも為替差益の方が、短期間で何倍もの利益を得られるからです。
こう言った事を頭で理解し、実行できるようになる事でリスクを低減させる事が出来ると考えています。